
節約をするにあたって
節約するという2文字の漢字の重みは、あなたにとって骨折りと感じるほどの試みでしょうか、それともさほど努力しなくてもクリアできる範疇でしょうか。
節約に我慢をともなうことになるのか、それとも前向きなマインドを持って楽しんで取り組めるのか、決めるのは自身の心の在り方でしかありません。

節約という漢字のニュアンスからも感じ取れると思いますが、何かの費用を削って少なめに享受するというイメージは否めないかと思います。
ただ、目的を持って取り組むことで、その節約が何か意味のある付加価値へと変わっていくことでしょう。
今回ご紹介するのは、私が取り組んだ経験のある節約術、節約料理、節約情報となります。

歩いて交通費の節約
まず節約術ですが、交通費を削るために一駅分歩くといった経験は、さほど珍しくないかもしれませんね。例えば、大阪北大阪急行線の千里中央駅から桃山台駅を一駅歩くことで90円の節約ができます。
健康に過ごすという点も鑑みて、ウォーキングをすることでもしかすると自身の医療費も節約できる可能性だってあるでしょう。
もちろんその分歩く時間もとられますから、時間を効率的に使いたいと思えば、地下鉄の方が得になるという考え方もできるでしょうが…。
いずれにせよ、費用対効果で考え、個人のライフスタイルに合わせることが非常に大切です。
おすすめ節約料理
次に節約料理ですが、私のおすすめは、単価の安上がりなお豆腐をたくさん買い、お料理に使うことです。お豆腐は大豆でできており健康にもとても良いため、自身の腸内環境が整い、ジャンクフードを欲しがる無駄な食欲やお金とも縁を切れるかもしれませんね。

節約食材は健康にもいいものが多かったりするので、自分の体の調子も整います。
アレンジもきくために、いくつか購入しジップロックなどに入れて冷蔵庫に保存しておけば、1週間のうちに違った調理法を思いつくこともあるでしょう。
ゴーヤや卵とあえるのも良し、麻婆豆腐にするのも良し、かつおぶしとお醤油をかけて冷奴にするのも良し、サイコロ切りにして味噌汁に入れるのも良いでしょう。
料理のレパートリーが広がります。
節約を続けるポイント
最後にちょっとした情報ですが、当たり前とも思われることですが、使ったお金をいつも覚えておくことは、節約を助けるひとつのポイントとなりそうです。
どこにお金をかけたのかを把握することで、不要なモノの購入を防ぎ、すでに持っている持ち物を大切に使うことができます。
物持ちも良くなるために、売りたい文句で溢れんばかりの商業キャッチコピーに釣られてついつい購入、ということが減るでしょう。
そのサイクルを繰り返せることで、自身が本当に大事に思っている所有物を見える化していくことができます。
本当に大事に思っているものを大事に使い続けることができれば、捨てたり不要品リサイクルに出すものも自ずと減ってくるでしょう。
流行の波に乗り遅れないために新製品を試してみることも、もちろん時には必要です。

節約をする時は冷静なものの考え方が必要になってきます。そうすれば節約に関しての判断が落ち着いて出せるようになります。
ただ、それが本当に暮らしに必要とされているか、少し日にちをおいて再考してみることもまた、大事にされるべきではないでしょうか。
新しいものを手に入れるかどうかの決断を巡って、ライフスタイルや時間の使い方を見直し、違った物の見方ができるようになるかもしれません。
最後に、節約は必ずしも常にしなくてはいけないというものでもありません。
収入と支出を賢く天秤にかけ、身の丈にあった上手な暮らし方ができるのは、誰にとっても理想ですね。
家庭でもまず取り組めるのは、レシートをもらってきて費用ごとにファイルに分け、整理整頓を習慣づけたり、そして記録に残す習慣をつけたりすることで、僅かな努力は最終的に大きな差となるでしょう。
そうして節約できた費用をある場面で1度に使える、何か楽しみにできるイベントを考えてみるのもいいかもしれませんね。

自分が節約をどういう気持ちで取り組むかが今後の結果にも影響してきます。