
野菜で節約
20歳で家をでて一人暮らしを始めたが、事情により一人暮らしを始めてすぐに仕事を変えました。
中途採用であり学歴がないとなると中小企業での給与はそう多くはなく、家賃、水道光熱費、わずかな食費で1か月の給与はなくなってしまう始末。
私の考えた節約法は夕食は季節の野菜で生活することです。
私の住む町は畑がたくさんあります。
よって農業で生活を営んでいる家庭があるということです。
畑を見ると今何が一番安く買うことができるのか目安がついてきます。
まず生活をするためのリサーチ。

春と夏はキャベツができます。夏にあれば地域によってはスイカやメロンが収穫となり、冬には大根が安くなります。
どの野菜も1つが100円前後で購入できるんです。
通勤範囲にありできればスーパーよりは八百屋を選び買い物をします。
意外に掘り出し物があったり、値段が下がるものが多くあるので。
地元の農家が直接野菜を置いてくれていたりします。
ですからスーパーより新鮮で、季節の野菜を安く買うことができ、無駄な買い物することがなくなります。
無駄なガソリンや時間を節約することもできますし、八百屋っていいものです。

節約に万能なキャベツ
さて、野菜ですが、キャベツについては1週間に2玉を購入しこれが主食です。
キャベツは年中あるものなので、主食に適しますし、生でも食べれます。
それ以外に焼いたり、ロールキャベツのように煮て食べることもでき、1つあれば非常にバリエーションに豊かな食材だと言えます。
春キャベツは非常に柔らかく生で食べることができ、最高に柔らかくておいしいです。
夕食はいつもキャベツのみの生活にし、1回分を4分の1と決めて生活してきました。
食べ方の工夫をしていましたので飽きることなく食べ続ける生活をすることができていたと思います。
今日は市販のドレッシング。今日は酢醤油、翌日はマヨネーズ または塩を利用すると4日別々の味で食べることができていたので、今日は何をかけて食べようかと楽しみでもありました。

味の工夫をするだけで一つの料理となるので、毎日マンネリした食事にもならなくお手軽でもあるので続けられやすいですね。
キャベツの栄養価は高いのか、おなかを壊すこともなく、体重も一定でしたし健康を保つことができていたと思います。
一人暮らしですから、人に見られるわけでもなく昼は職場で弁当でしたから、1食ぐらいこの生活をしても大丈夫だったのかもしれません。
月末になるとそのキャベツが買えなくなることがありました。
そんな時は、農家の人に1つ100円で分けてもらうこともありましたし、友達の家が農家でしたので、キャベツやネギを分けてもらっていました。
私の人生においてこの時ほど他人に食事を助けてもらっていたことはありません。

旬の野菜で栄養たっぷり
今でこそサラダ用ほうれん草、チンゲンサイなどと売られていますが、ちゃんと畑で育てた昔ながらの野菜、キャベツ、にんじん、オクラやピーマンや大根などきれいに洗えばすべて生で食べることができる野菜です。
旬のものであれば、安く買うことができるので利用したほうがいいに決まっています。
このキャベツ生活は5月から7月くらいまでやっていました。
それも3年続いていたと思います。
今思えば20代によくできていたと思いますが、生活を維持するためには仕方のないことでした。
しかし当時、苦痛を感じることもなかったのでやってよかったと思っています。

苦痛を感じず節約をできているということがあなたにとって成功といえます。自分らしく続けてできるやり方を見つけましょう。
キャベツ料理の贅沢な食べ方は焼きそばを2分の1と人参半分でした。
季節の野菜ですから野菜の甘みを感じることができ、おいしくいただくことができました。
夏のスイカやメロンはいただいていたので、夕食がスイカで過ごすこともありました。
冬は寒いので温かいものがいいですが、この時の活躍が大根です。
味噌で食べたり、こんにゃくと一緒に醤油で煮たりして食べていました。
もっと工夫すればバリエーションもあったのでしょうが、電気や水道、ガスの利用もできる限り標準以内で済ませるほど節約生活をしていたので、生で食べれるものを選び、できる限り光熱費がかからないようにしていました。
事前リサーチは大事です!やみくもに実践するんではなく、自分で調べられることは頭に入れてから節約に臨みましょう。